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河野 聖那

 

研究内容: 約5億4200万年前から始まるカンブリア紀初期には現在の動物門が全て出揃い,生物は急速に多様化を遂げる.これは”カンブリアの大爆発 ”と呼ばれているが,その原因はよくわかっていない.その手がかりとなる微小硬骨格化石(Small Shelly Fossil; SSF)が,海綿動物や軟 体動物など生物の殻や骨片,装飾の一部として地層中に見つかる.本研究では,SSFを多く含むカンブリア紀初期の地層が露出している中国 南部の雲南省を研究地域とする.このSSFはリン酸塩岩中に多く含まれているが,特にこのリン酸塩岩がどのようにして形成されるかに注目 してカンブリアの大爆発の際に何が起きていたのかを解明したい.

 

好きな食べ物:ナシゴレンなどその他多数

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